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研究者として目の当たりにする神の創造

みなさん、こんにちは

今回は私の教会のメンバーであるJerryさんにお話を伺いました。

Jerryさんは東京大学大学院の特別研究員として「薬物送達用高分子ナノ粒子の分子パターンによる薬物の生物的蓄積のプログラミング」について研究されているようです。

研究者かつクリスチャンとして、科学と神の創造について、またクリスチャンになった経緯につい質問してみました。

★Jerryさんの生い立ち

・両親がクリスチャン

・香港出身

・神様を信じた時 高校生 15.16歳頃

神様を信じるきっかけを教えてください。
リックウォレン牧師の「人生を導く5つの目的」という本を読んだことがきっかけです。
何の目的もなく生きていた私にとって、自分の人生をリセットするためにイエス様に人生を捧げることは良い選択かもしれないと、本を読んで思いました。
イエス様に人生を捧げる生き方があることを知り経験してみて、その生き方がいいなと思いクリスチャンになりました。
Jerryさんにとって神を信じるとはどのようなことですか?
C•S•ルイスさんと同じ意見です。
 
“I believe in Christianity as I believe that the sun has risen : not only because I see it, but because by it I see everything else.”
C. S. Lewis
 
「太陽が昇ったことを信じるように、私はキリスト教を信じます。太陽が見えるからだけではなく、太陽によって他のすべてが見えるからです。」
C•S•ルイス
研究をする中で、神の創造の偉大さを感じることはありますか?
生物学的薬剤を作用部位に送達するための生理的トランスポータータンパク質の役割を発見した時は、神の創造の偉大さに畏敬の念を抱きました。
 
簡単に説明すると、アルブミンなどの輸送タンパク質が生物学的薬剤を作用部位(例えばがん化している肝臓)に届けます。
 
※生物学的薬剤とは、タンパク質を人工的に作り薬物として使用したもの。
 
生物学的薬剤が開発される前、アルブミンはステロイドなどの天然物を運んでいました。アルブミンは生物学的薬剤のような人工物、ステロイドなどの天然物、両方とも運ぶことができます。生物学的薬剤は近年になって作られるようになりましたが、アルブミンは人間が誕生した時からずっとあります。アルブミンの豊かな機能性を知る時、神の創造の業を感じます。
聖書と科学は矛盾していると思われますか?
神学と科学は全く別ものではありますが、共存できると思います。
 
現在の宗教と科学の矛盾は、神の存在を科学で証明しようとする自然神学の間違った考え方に根ざしていると思います。科学と宗教は、別々の分野で通用する知識なのです。簡単に言えば、科学は現象を説明するための知識であり、宗教は科学の倫理的・政治的本質に関する根本的な疑問を解決するための知識です。むしろ、両者の知識や理解が合わさることで、矛盾がなくなり、互いを深めることができるのです。
好きな聖書箇所を教えてください。
マタイの福音書28章19節~20節です。

「ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、
わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」

パウル・ティリッヒの言葉を借りれば、人間として満足できる”究極なるもの”を提供し自分を根本的に支えてくれる箇所です。
「人生を全うすることによって神を証する」という使命感を与えてくれるので、気に入っています。

Jerryさん、お忙しい中お話を聞かせてくださりありがとうございました!!

神様の祝福がありますように。

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