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聖書は信じられるか?

みなさんこんにちは。

元気にされていますか?

聖書は世界で最も読まれている本としてギネス世界記録に登録されていますが、人類が最も読んできた聖書は信じるに値するのか、その根拠となる事柄を紹介していきます。

聖書の基本知識

まず、聖書は1つの本だと思われがちですが、旧約聖書(39巻)新約聖書(27巻)の66巻をまとめて綴じてある本です。

「約」とは、神様と人間との「契約」という意味です。

ざっくり説明すると、旧約聖書には人類の救い主がやがて来られるという約束が書かれてあります。新約聖書にはイエス・キリストという方が、旧約聖書で約束されていた救い主だということが書かれてあります。

聖書の66巻を1人の人が書いたわけではなく、1500年もの間に約40人の人によって書き継がれました。40人の人たちは王様、漁師、羊飼い、医者など置かれた立場や時代が違う人たちです。

預言の成就と死海写本

「預言」とは神様から言葉を預かることです。これから紹介するイザヤという預言者も神様からの語りかけを受けてイザヤ書を書きました。

(「予言」とは、人間側で未来を予め推測することを指し、別物です。)

つまり、預言の成就とは神様から語られたことが本当にその通りに起こったということを意味します

早速、預言が成就した箇所を見ていきましょう。

イザヤ書53章には、やがて来られる救い主はこのような死に方をするということが明確に預言されています。

しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。

彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒された。

私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって行った。

しかし、主は私たちすべての者の咎を彼に負わせた。

イザヤ書53章5~6節

「彼」とは、イエス様のことです。この箇所では、私たちのすべての罪をイエス様が刺し貫かれる方法(十字架刑)によって背負うことをイザヤは預言しています。

イザヤはイエス様よりも750年前の人です。当然、イエス様のことは知りません。

神様に導かれて53章を書いたということです。

あまりにも明確に預言されているため、イエス様が十字架上で亡くなった後にイザヤ書に書き足されたのではないかと思う方もおられるかもしれませんが、書き足されたのではないことが分かる発見があります。

それが、死海写本です。

死海写本

1946〜47年の間に死海の北端にあるクムランという所の洞窟から発見された写本(原典の書き写し)です。

洞窟から複数の写本が見つかり、その中に先ほど紹介したイザヤ書も含まれていました。

放射性同位元素による年代測定の結果、イザヤ書の写本は少なくとも紀元前100年以前のもの、最古のもので紀元前250年頃に作成されたものだと明らかになりました。

紀元前、つまりイエス様が生まれる前にイザヤ書が書かれたことが判明した結果、イエス様についての預言があとから付け足されたわけではないことが分かります。

さまざまな預言の成就

先ほど紹介したイザヤ書の、救い主がどのように亡くなるのかという預言の成就もありますが、他にもたくさんあります。

バビロン捕囚

紀元前750年頃、神はイザヤという預言者を遣わして、ユダヤ民族にこのように預言しました。

見よ。あなたの家にある物、あなたの父祖たちが今日まで蓄えてきた物がすべて、バビロンへ運び去られる日々が来る。何一つ残されることはないー主は言われる。

イザヤ書39章6節

この地はすべて廃墟となり荒れ果てて、これらの国々はバビロンの王に七十年仕える。

エレミヤ書25章11節

これらの預言は文字通り成就しました。

バビロニアのネブカドネザル王は紀元前606年にユダヤ人達をバビロンへ強制移住させ、人々は捕囚にされます。ユダヤ人がバビロンで捕囚となっていた期間も預言通り70年間であったことも歴史上の事実であり、預言が成就したことが分かります。

イエス様の誕生

それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。

イザヤ書7章14

ベツレヘム・エフラテよ、…(省略)あなたからわたしのためにイスラエルを治める者が出る。

ミカ書5章2節

これらの預言も成就しました。

「インマヌエル」とは「神はわれらと共にいる」という意味で、神であるキリストが処女マリヤから生まれ、人々と共に暮らしました。また、イエス様がベツレヘムに生まれたことも歴史的事実です。

この他にも預言の成就はありますが、すべてを紹介することはできないため箇条書きで記します。また機会があれば記事にしようと思います。

・アブラハムの子孫が400年間奴隷となること(創世記15章13-14節)

・ユダヤ人が全世界へ散らされること(申命記 28章64節)

・イエス様の復活(詩編16章10節)

・イスラエルの再建(エゼキエル書36章24節、イザヤ書11章12節)

聖書の著者

ここまで預言の成就について見てきましたが、聖書には驚くべき一貫性と正確さがあります。

例えば、イエス様の誕生を預言したイザヤとミカは生きた時代も立場も違いました。

しかし、同じようにイエス様の誕生を預言しています。

また、バビロン捕囚やイスラエルの再建なども正確に成就しており聖書と歴史的事実に矛盾はありません

1500年もの間に約40人の人によって書かれたにも関わらず、一貫性と正確さがあるのはその背後に「神」という著者がいるからです。

聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。

第二テモテ3章16節

まとめ

単に人が作った物語や人間側で作成した未来予想ということでは説明がつかないような預言の成就、1500年もの間に40人の人によって書き継がれたにも関わらず一貫性があることは聖書が神の霊感によって書かれたものであることを裏付けます。

バビロン捕囚やイエス様の誕生、十字架上での死は歴史的事実であり、聖書は単なる宗教本ではなく「事実」が書かれた本であると捉えることができます。

聖書には神様から私たちへのメッセージが書かれてあります。

それが書店でも売っており手に取ることができるということは何という幸せかと思います。

ぜひ一度読んでみてください。

神様の祝福がありますように。

参考:教会ではなぜ聖書を「神のことば」と呼ぶのですか? | 古川福音自由教会 (furukawaefc.com)

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