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みなさんこんにちは。
元気にされていますか?
今回は、「今は世の終わりに近い?」の続きです。
【聖書預言】今は世の終わりに近い?間が空いてしまったのでダニエルの終末預言の内容を簡単にまとめると、大患難時代とは世の終わりの最後の7年間のことを指し、私たちはいつ大患難時代が始まってもおかしくない時代にいるということでした。
大患難時代の始まりは、反キリストという支配者がイスラエルと契約を結ぶところから始まります。
今回は、その反キリストはどのように分かるのか、またどんなことをするのか解説していきます。
反キリストはどうやったら分かるのか?
早速聖書を読んでみましょう。
ここに、知恵が必要である。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。それは人間を表す数字であるから。その数字は六百六十六である。
黙示録13章18節
反キリストの名前を数字で表すと「666」になるということです。
ヘブライ語はアルファベットの1つ1つに数字がついているため、反キリストの名前を数字に換算することで反キリストかどうか確かめることができます。
反キリストがすること
彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。忌まわしいものの翼の上に、荒らす者が現れる。そしてついには、定められた破滅が、荒らす者の上に降りかかる。
ダニエル書9章27節
反キリストはイスラエルと7年間の契約を結びますが「半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる」とあるので途中の3年半から契約を破棄することが分かります。
「いけにえとささげ物をやめさせる」とは、神を礼拝できないようにし、自分を礼拝するようにさせるということです。
他の聖書箇所にも自分が神のように振る舞うことが書かれています。(不法の者=反キリスト)
不法の者は、すべて神と呼ばれるもの、礼拝されるものに対抗して自分を高く上げ、ついには自分こそ神であると宣言して、神の宮に座ることになります。
第二テサロニケ2章4節
また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、その右の手あるいは額に刻印を受けさせた。
また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。
黙示録13章16~17節
獣は反キリストのことです。
刻印はマイクロチップとかを連想してしまいますが、もっと新しい技術かもしれません。
その時代になってみないと分かりませんが、現代的な科学技術について2000年前に書かれているのは驚きです。
もしも獣の刻印を受けてしまったら
また、彼らの後にもう一人、第三の御使いがやって来て、大声で言った。「もしだれかが獣とその像を拝み、自分の額か手に刻印を受けるなら、
その者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた、神の憤りのぶどう酒を飲み、聖なる御使いたちと子羊の前で火と硫黄によって苦しめられる。」
黙示録14章9~10節
刻印を受けるということは、反キリストと同じように神に敵対するということであるため、死んだ後に神のもとへ行くことはできないということです。
刻印を受けなかったら
また私は、天からの声がこう言うのを聞いた。「書き記せ、『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである』と。」御霊も言われる。「しかり。その人たちは、その労苦から解き放たれて安らぐことができる。彼らの行いが、彼らとともについて行くからである。」
ヨハネの黙示録14章13節
例え地上で迫害を受けても天の御国に行き、解放されることが分かります。
まとめ
世の終わりの最後の7年間は反キリストという人がこの世を支配し、従わなければ迫害を受けるという厳しい時代になることが聖書に書かれています。
私たちは艱難時代が来るまで、死刑執行を待つ死刑囚のようにおびえながら過ごすしかないのでしょうか。
決してそんなことはありません。神が私たちに与えてくださっている希望について聖書から学んでいきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
神様の祝福がありますように。