聖書を読みたいけど難しくて読めない

聖書を学びたいのですが、読んでいてもどのような意味なのか分からず途中で諦めてしまいます。: ご質問ありがとうございます。聖書箇所の解説をしてくれているガイドブックなどを活用することをおすすめします。

聖書の読み方

記録する

聖書から学んだことをノートに書かずに読むだけでも有益ですが、記録するということを聖書はおすすめしています。

私が今日あなたに命じるこれらのことばをこころにとどめなさい。

これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家で座っているときも道を歩くときも、寝るときも起きるときも、これらを彼らに語りなさい。

これをしるしとして自分の手に結び付け、記章として額の上に置きなさい。これをあなたの家の戸口の柱と門に書き記しなさい。

申命記6章6～9節

神様が語りかけてくださったことばをそのままにしておくのではなく、書き留めることで、あとから振り返ることができます。その時は「なぜこのようなことが起こっているのか」と不思議に思うことも、神様のことばを振り返ることによって神様のみこころに気づくことができると私は思います。

SOAP方式

また、私は普段聖書を読む時にSOAP方式を用いて読んでいます。これは、私が編み出した方法ではなくクリスチャンの知人から教わったものです。聖書は読み方が決まっているわけではないので自由に読んでもらって大丈夫なのですが、私は日常生活に聖書のことばを適用できるのでこの方法を用いています。１つの参考例として聞いていただければと思います。

SOAPとは、

Scripture (聖書の箇所）

Observation (観察）

Application (日常生活への適用）

Prayer (祈り）

のことを指します。

例えば、ルカ20章20～26節を読んだとして、SOAP方式でやってみます。

Scripture (聖書の箇所）

すると、イエスは彼らに言われた。「では、カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい。」

ルカ20章25節

※ルカ20章20～26節の中で特に印象に残った箇所を選びます。（複数の箇所を選んでも大丈夫です。）

Observation (観察）

「カエサルのものはカエサルに」

私たち人間は神によって造られた存在➡人間は神様のもの

「神様のもの（人間）は神様に」

※選んだ聖書箇所から学んだこと、何を言わんとしているのかを観察します。

Application (日常生活への適用）

私自身を神様に明け渡す。「私の知恵や忍耐、私が持ってるものすべて私のもの」「人生は私のもの」という自分中心の考えではなく、すべて神様から与えられたものだということを自覚し、私のすべてを神様に捧げる。

Prayer (祈り）

父、子、聖霊なる神様

「私の人生は私のものだ」という自己中心的な考えをやめ、すべてあなたによって与えられたものだということを自覚させてください。また、神様に栄光をお返しするために、自分の賜物を用いることができますように。

主イエス・キリストの御名によって　アーメン

これがsoapの一連の流れです。私はこの方法で読むようになってから、神様のことばを日常生活に適応しやすくなりました。（実際にできているかは別ですが(笑)）神様のことばをただ読むだけではなく、1日神様のことばを思い巡らす、生活の中に取り入れることで霊的に成長できると思います。ぜひ、試してみてください。

まとめ

聖書は難しくて読めないという方は今回おすすめしたガイドブックやセミナーを参考にしてみてください。聖書は単なる宗教本ではなく、神様のことばです。神に造られた者として神様のことばを聞くということは人間にとっての霊的呼吸です。聖書を読むという習慣はとても素晴らしく１００％私たちの人生を豊かなものにしてくれます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

みなさんの生活と共に神様のことばと愛がありますように。

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