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ルカ1章30~38節|救い主の誕生に用いられたマリアとヨセフ

みなさんこんにちは。

元気にされていますか?

今回は救い主の誕⽣に用いられたマリアとヨセフについてです。

救い主の誕⽣は多くの⽅の犠牲と働きがあって実現したということを待降節に覚えたいと思います。

待降節についてよく分からないという方は下の「待降節とは?」をお読みください。

待降節とは?

待降節とは、イエス様の降誕を待ち望む期間のことを指し、11 ⽉ 30 ⽇に最も近い⽇曜⽇からクリスマスイブまでの約四週間のことを指します。

神のおこころを想像し感謝する期間です。

神のひとり子であるイエス様を十字架にかけることがどれほどの苦しみであったか、神はその苦しみをお見せになりません。

「救い主をおくるためにこれほどの準備と犠牲がありましたよ」とは言われないのです。ただ、「救い主をおくりましたよ」と言われます。

ですから、私たちはそこにどれほどの犠牲、愛、努力、苦しみ、配慮があったのかを察することが大切なのです。

神の想いに心を重ねる手助けとなる記事を待降節では投稿していきたいと思います。

イエス様についてよく分からない方は、まずこちらの記事をご覧ください。

イエス・キリストとは?十字架の意味を分かりやすく解説

聖書箇所

30. すると、御使いは彼女に行った。「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。

31. 見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。」

34. マリアは御使いに言った。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。私は男の人を知りませんのに。」

35. 御使いは彼女に答えた。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。」

36. 見なさい。あなたの親類のエリサベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう六か月です。

37. 神にとって不可能なことは何もありません。」

38. マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」すると、御使いは彼女から去って行った。

ルカの福音書1章30~31. 34~38

マリアとヨセフの困難

救い主として育てる責任があった

キリストは御⼦であられるのに、お受けになった様々な苦しみによって従順を学び
へブル⼈への⼿紙 5 章 8 節

イエス様は神の御子であられるにも関わらず従順を学ばれました

ここから分かることは救い主として完成された状態でこの世に来られたのではないということです。

赤子という一番小さき者としてこの世に来てくださいました。

よって、マリアとヨセフはイエス様が救い主として完成されていくように育てる責任があったのです。

自分の願いを捨てなければならなかった

マリアはヨセフと結婚して楽しい家庭を築きたかったと思います。

しかし、ヨセフと結婚する前にイエス様が宿っていることを知らされ、ヨセフからの疑いや周囲からの目に耐えなければなりませんでした。

それはマリアが願っていた結婚生活ではなかったと思います。

救い主を産むという決断は、当時15~18歳であったと言われる1人の少女、マリアの願いをあきらめることでもあったと思います。

サタン(神に反抗する悪魔)の攻撃からイエス様を守らなければならなかった

サタンは人間が地獄に行くように常に働いています。

よって、救い主が来て天国への道が開かれることはサタンにとって避けたいことなのです。

ですから、何とかして救い主を殺そうと働きました。例えば、ヘロデ王が出した2歳以下の男の子を殺せという命令もその1つだと思います。

このような攻撃からもマリアとヨセフはイエス様を守り育てていかなければならなかったのです。

マリアの従順

マリアは、救い主を産み育てるにはこれだけの困難の中を通らなければならないこと、そして大きな責任があることを分かっておられたと思います。

その上で、

「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」

ルカの福音書1章38節

と言われました。

この言葉にどれほどの重みがあるのかに心を留めたいと思います。

そして、このマリアの言葉は急にアドリブで出てきたものではなく、普段からこのような生き方をしていたからこそ困難な状況でも心から言うことができたということも覚えたいと思います。

まとめ

救い主の誕生には多くの方の犠牲と働きがありました。

そして神によってその方々の働きが守られクリスマスが実現しました。

救い主の誕生に用いられた多くの方の犠牲と働きをアドベントの期間に覚えることができますように。

また、神であるイエス様が人として来られたことを決して忘れることがありませんように祈ります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

神様の祝福がありますように。

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