みなさん、クリスマスおめでとうございます!
今回はクリスマスの本当の意味について書きたいと思います。
クリスマスは英語でChristmasと書きますが、日本語ではChrist(キリスト)mas(礼拝)という意味で、誕生したイエス・キリストを礼拝する日、つまりイエス・キリストの誕生をお祝いする日です。
聖書にはイエス様の誕生日がいつだったのか書かれていないため、厳密には12月25日がイエス様の誕生日ということではありませんが、イエス様の誕生を覚えお祝いする日として定められています。
この記事を読むことによって分かること
☆なぜ 2022年も前に産まれた方の誕生をお祝いするのか?
☆「クリスマスおめでとう」の意味
☆クリスマスにするプレゼント交換の意味
クリスマスはイエス・キリストという神が、人となってこの世に来てくださった日です。
何のために来られたのか…それは、私たちを救うためです。
この話の前に天国とはどのようなところなのかお話します。
天国とは、罪が全くないきよい神がおられるところです。
そこに入るためには私たちもきよくなければなりません。
罪を犯したままの状態で神のもとへ行くことはできないのです。
罪とは神に喜ばれない思いや行いのことを指します。(悪口を言ったり人憎んだり、法律では罰せられないことも神の目から見ると罪にあたります。)
すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、
ローマ人への手紙 3章23節
聖書にも書いてある通り、私たちは誰もが罪を犯すため、本来誰もきよい神様のもと(天国)に行くことはできないのです。
しかし、人間を愛する神様は天国に行くことができない人間を何とかして救おうとされました。
そこで私たちの罪を取り除くためにこの地上に贈られた方、それがイエス様です。
あなたがたが知っているとおり、キリストは罪を取り除くために現れたのであり、この方のうちに罪はありません。
第一ヨハネ 3 章 5 節
人はみな罪を犯すため自分の罪を背負って地獄に行くしかなかったのですが、イエス様が代わりに私たちの罪を背負って十字架で死んでくださいました。
この、「イエス様が自分の罪を代わりに背負って死んでくださった」ということを信じることで罪が帳消しになり神様のもと(天国)へ行くことができます。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
ヨハネの福音書 3 章 16 節
ひとり子、御子とはイエス様のことを指しています。
つまり、地獄に行くしかなかった人間にとって罪を帳消しにしてくださるイエス様は救い主なのです。
ですから救い主がお生まれになることは人間にとって、とても喜ばしいことなのでイエス・キリストが誕生して 2022年が経った今でも世界中でお祝いされているのです。
「クリスマスおめでとうございます!」と冒頭で書いたのも、イエス様の誕生はすべての人にとっておめでたいことだからです。
先ほどからイエス様について書いていますが「誰だろう」と思われている方もおられると思います。
イエス様は神のひとり子です。
これに関しては「三位一体の神」で記事にしているのでよかったらあとで読んでみてください。
ヨハネの福音書14章7節|三位一体の神何をお伝えしたいかというと、神様は大切なひとり子であるイエス様を私たちの罪のいけにえとしてささげてくださったということです。
私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が…(省略)
ローマ人への手紙8章32節
私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥(なだ)めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。
第一ヨハネ4章10節
私たち人間を救うために神様が1番大切なイエス様を贈ってくださった日、それがクリスマスです。
神様から贈り物をもらったのだから私たちも大切な人に贈り物をしようということでクリスマスにはプレゼント交換が行われます。
イエス様という神様からのプレゼントに対する最高のお返しはそれを感謝して受け取るということです。
自分が1番大切にしているものを誰かにプレゼントしたとき、それを拒否されたり無視されるととても傷つくと思います。神様も同じです。
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
ルカの福音書2章11節
イエス様という神様からのプレゼントを 1 人でも多くの人が受け取ることができるように祈ります。
また、イエス様の誕生は予め預言されていたということもお伝えしたいと思います。
イエス様が産まれる約700年も前にイザヤという人はこのように書いています。
ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。(以下省略)
イザヤ書9章6節
イザヤは預言者(神様から言葉を預かる人)で、神様はイザヤだけでなくミカなど他の預言者も通してイエス様の誕生について人間に語られていました。
ここから分かること、それは神様は長い年月をかけて救い主を贈ろうと準備してくださったこと、そして聖書が神の霊感によって書かれているということです。
聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
第二テモテ3章16節
話が脱線してしまいましたが、まとめるとイエス様は私たちを救うためにこの世に来てくださいました。
イエス・キリストという私たちの救い主の誕生をお祝いする日、それがクリスマスです。
神様が大切なひとり子であるイエス様を私たちの罪のいけにえとしてささげてくださったことに感謝したいと思います。
また、この記事を読んで「イエス様が自分の代わりに死んでくださった」ということがよく分からなかったという方はこちらの記事をご覧ください。
イエス・キリストとは?十字架の意味を分かりやすく解説そして「この記事だけではクリスマスの意味が分からなかった」「もっと知りたい」という方はティムクリさんの動画をご覧ください。ティムクリさんは日本ではあまり知れない情報を発信してくださったり、聖書や神様について分かりやすくお話してくださっているので見てみてくださいね。
そして、子ども向けにはこちらの動画がおすすめです。(クリスマスのお話は9分20秒頃からです。)
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
よいクリスマスをお過ごしください。
神様の祝福がありますように。